私たちは今回1回限りの経験しかありませんが、それを踏まえて言うととりあえず大丈夫でした。
まっすぐ行くだけなら見よう見まねでズミカルにスイスイ進むことができます。
水面は穏やかで、周りに他のカヤックがいないと無心で漕ぎ続けてしまうことも!
ただ、やはり見た目ほどカヤッキングは“楽”ではありませんでした。()
水面をツーッとなめらかに移動している白鳥が実は水中で足を必死に回転させてるのと同じで、端からみて感じるほど楽ではないです。
休みなく漕ぎ続ければ腕がパンパンになり疲労感を感じます。アクティビティしてるって感じの(笑)
(ガイドさんからは途中休んで景色も楽しんでください!と言われましたが)
また、何かのひょうしにコントロールを失い、他のカヤッカーに接触したりもしました。(もちろんコツンと軽くですが...)
はじめてカヤッカー同士なので、お互いうまく方向をかえることができなくて、そんなときお互い笑いながらなんとか立て直すのも楽しかったです。
私たちが体験したときは、最初から最後まで危険な目に合うことはなく、これなら並の運動神経があれば十分楽しめるアクティビティだと思いました。
とはいえ、2009年にはカイルア島ワイルア川のカヤックツアーで日本人旅行客が水難事故にあったとのこと。
決して自然を甘く見ないほうがよいです。常に謙虚で!
ちなみに口コミを読むと、難易度的にはハナレイ川が一番優しいという意見が多かった。(もしどーしても初めてだけどレンタルして自分たちだけで楽しみたいならハナレイ川がおすすめとのこと!)
カヤッキングのショップでは、ガイド付きのツアーと単なる器材のレンタルを提供していることがあります。
単なる器材レンタルはセルフガイド(self-guided)と呼ばれていて、自分たちだけで楽しむことが可能。
メリットは自分たちのペースで楽しめることですが、ワイルア川カヤッキングが初めての場合、とりあえず最初の1回はガイドツアーで参加するほうがよいかなーと。
ガイドさんがいれば迷う心配もないし、今自分たちがどのあたりまで来てるのか気にすることなく自然を満喫したりパドリングを楽しむことに集中できますよ。
トレッキングは粘土質のぬかるみを片道1マイル(1.6km)歩きます。
道中は気の木の根が露出してたり、滑りやすかったりします。
ずっと木陰を歩くので、わりと涼しかったです。
多少の上り下りはありますが、息がきれるくらい上りが長く続いたりということはありません。
個人的にはこのくらいのレベルであれば、5-6歳の子供と一緒でも十分可能じゃないかなーと感じるくらい楽な道のりでしたが、周りをみるとそうでもない大人も。
体力はありそうにみえるけど、一歩一歩踏み出すのにやたら慎重でついつい遅れがちに。
多分ぬかるみを歩くのに慣れていないだけなのかな~
その方は、川渡りもやたら苦戦してました。
というわけで、難易度ですが. “人による” という無難な結論になってしまいます^^;
ちなみに、70歳代の同行者は、ガイドのすぐ後ろを足取り軽くスタスタ歩いていました。
まるで忍者の末裔を彷彿とさせるがごとく...笑
(苦戦はまれなケースで、まあ並の体力さえあれば十分ついてはいけると思います)